よりオンラインカジノに興味を持って頂けるよう、歴史を紐解いていきたいと思います。
コーヒーブレイク的な記事になりますので、「へえ、そうなんだ。」と思って頂ければ嬉しいです。
オンラインカジノの創世記
オンラインカジノの歴史がはじまったのは、諸説ありますが1994年から言われています。
まだ現在のようにオンラインカジノサイトがあったわけではなく、「オンラインカジノを運営してもいいですよ。」という法律が可決したのがこの年でした。
その法律が制定された国はイギリス連邦加盟国のアンティグア・バーブーダというところでした。
これを機にオンラインカジノのゲームソフトウェア会社で今も有名なMicro Gaming社が設立され、ゲームを作りはじめました。
ベラジョンでもスロットやライブカジノで多数配信している最大手で信頼の高い会社ですね。
世界初のオンラインカジノサイトは?
こうしてゲームソフトウェア会社が誕生して2年後の1996年になると現在のようなオンラインカジノサイトが立ち上げられました。
その中でも世界初のオンラインカジノサイトの1つと言われているのが、インターカジノというサイトです。
もしかしたら名前だけは聞いたこともある人がいらっしゃるかもしれませんが、実はベラジョンカジノの姉妹サイトでもあります。
現在ではベラジョンの方が認知度は高いですが、ベラジョンは2011年に誕生しましたのでインターカジノの方が歴史は古いです。
この1996年を皮切りに大小様々なオンラインカジノが誕生することとなりました。
オンラインカジノの現在と未来を考える
このようにオンラインカジノの歴史は約25年とまだ短く、まだこれからの産業であると言えます。
とくに2000年に入るまでは法律や規制も各国によって違うため、悪質なオンラインカジノも多かったようです。
そのため、2003年にeCOGRA (eCommerce and online gaming regulation and assurance)という団体が、オンラインカジノを安全に利用するための第三者機関として創設され運営基準の基礎を作ったことで、ユーザーが徐々に安心してプレイできる環境が構築されていきました。
日本では2011年頃に大手のオンラインカジノサイトが参入をはじめ認知度が向上しましたが、その1つがイギリスの上場企業であるJackpotjoyの傘下であったDumarca Holdings Ltd社が運営開始したベラジョンだったわけです。
※2020年からインターカジノとベラジョンカジノはBreckenridge Curacao B.V社に運営が変わりました
こうして現在世界でオンラインカジノユーザーは4000万人以上を超える市場へと成長したわけですが、賭博(ギャンブル)であり、かつオンラインという特性上、はっきりと合法、違法とする国以外にも違法でも合法でもない国もたくさんあるのが現状です。
正に日本もその1つで「違法性は認められているものの現状の法律では違法ではない」という非常に曖昧な立ち位置ではあります。
ただ、IR法案が可決されていよいよ日本でのカジノ解禁という流れになっている今、今後の日本におけるオンラインカジノの動向も注目されます。
なお、現在の日本におけるオンラインカジノの違法性については、別記事で紹介していますので、気になる方は合わせてご覧ください。